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白川(カラー写真)
モデルさんでしょうか。道行く人がみなカメラマンに…

usaさん、ありがとう。
皆さん、ありがとう。
花よ、ありがとう。

Merci beaucoup!

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白川のもっこ橋


さくら散らす雨のひびきと目覚むれば 宴のあとの皐月若葉雨

la pluie d' aube
qui font disperser
des petales de cerisier?
c' est la pluie au mois de mai
après la fête de fleurs de cerisier


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雨しぶきのような桜(上賀茂神社)

枝垂桜の陰でひろがる若葉(同上)

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(All Rights Reserved)













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白川

花あふぐ代はりに花のかげを見よ

かげに佇む花守を見よ

au lieu de regarder
des fleurs de cerisier,

regarde l ombre des fleurs!

une guardienne des fleurs!


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🌸 usaさんの桜祭りに参加中です 🌸

Special Thanks to usa-san!

 カラーのおまけ * Bonus ☆彡

この場をお借りして、もう一人、麗人のご紹介を…

フランスに住む俳人の小津夜景さんのトーク・イベント(東京)のお知らせです。




🌸 月餅を むはり ほほばり 花みれば それは あなたと めでし 夜桜 🌸

La manifestation d' OZU Yakei avec des gâteaux de lune(月餅)!

(All Rights Reserved)








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三月書房を訪ねて、風薫る五月の寺町通りへ。
飾り窓のロッキングチェアには、緑の布が掛かっています。

Voici Rue Teramachi au mois de mai, au mois du vert !


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金工品店の「月」という名の銀の一輪挿し。
うすべにの花は大和の撫子、それとも唐撫子(石竹)?
どちらもカーネーション(阿蘭陀石竹)の仲間です。

Un oeillet rose disposé dans un argenterie "La Lune" .


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もうすぐ母の日。。。

Au Japon, on offre des oeillets à sa mère
à la fête des mères, le 12 mai cette année.


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あなたのお母さまはイケる口?藤棚の下、冷酒をどうぞ♪

Votre mère aime à boire ?
Voici le sake froid et un photo des glycines ♪



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ボタン屋、エクランさんの店先にも紫陽花や金鎖の鉢が♪
今日もお客さんで賑わっています。また今度寄りましょう。

Des hortensia en pot à Écrin aussi.


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さすが風格ある店構え。虫籠窓(むしこまど)にブルーの海鼠壁(なまこかべ)。

Un magasin d' antiquités au machiya, un maison en bois typique de Kyoto.



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この町家にも虫籠窓。ポップな籠が吊るされています。

Des corbeilles et paniers devant un autre machiya.



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この飾り窓はフェアリー・テイル調。「フェアリーって、あたしのこと?連れてって!」

Une vitrine comme un conte de fées. Tu es une fée des hortensia?


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ごめんね。。。またいつかね。

Au revoir。。。

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小津夜景さんの本の装丁を思わせる飾り窓も、衣替えしました。
小津さんはかつてこの通りを歩き、今はフランスに住む俳人です。

Une vitrine comme des livres d' OZU Yakei ♪
Elle est une haiku-poète qui habite en France.


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(2018年撮影)

小津さんは5月25日に東京でトーク・イベントを開きます。
行けたらなあ。。。
「ほんものの中華菓子」って、なにかしらん。(^ڡ^)
( 国立の小鳥書房にて*「漢詩のおいしい暮らし方」→)

Elle donnera une séance de thé le 25 mai en Tokyo.


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この日、三月書房でもとめた本はこちら。
「未来」は ITS の先輩のおススメ、「塔」は店のご主人のおまけです。
青い栞は、むかし琵琶湖の見える所に住んでいた時期に見つけました。
大谷雅彦さんは高校時代に前登志夫に学んだ、近江の歌人です。


J' ai acheté ces livres à la librairie Sangatsu Shobo (pas de Fnac!).


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(2016年撮影)

三月書房で初めてもとめたのは『前 登志夫 全歌集』でした。
三十余年前、高校で講演を聞いたとき短歌を始めていれば… !


三年(みとせ)かけ前登志夫を読む 三十年(みそとせ)をうた詠まざるをくやしみながら

(I have been reading complete works of Mae Toshio for three years,
regretting these thirty years I have not made tanka.)(2017年 詠歌)



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(2016年撮影)

おまけ*Bonus

ブロ友さんから聞いていた小川洋子の小説、去年の暮れに文庫化されていたのですね!

Mon parachutiste, je suis entrée de nouveau un autre association des tanka-poètes.


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↑『琥珀のまたたき』が対談に出てきます。

2018-9年の本と1990年の本(林あまり「あなたの短歌」Moe)とを重ねてみました。

(All Rights Reserved)







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ピンクに縁どられた毛書体の「令和」、すやり霞のような水色の地に白文字の本文。未来を寿ぐような、明るく華やかなイラストです。

 
友人の aster rose から届いた一通の年賀状ならぬ電子メール。
そうでした、今朝から 令和元年でした。
昨夜は「ゆく年くる年」ならぬ「ゆく時代くる時代」が放映され
人々はカウントダウンを楽しんだとか。まるで大晦日から新年!

An e-mail has arrived from aster rose like a New Year's card.
You know, today is the first day of the Reiwa period.
Some people joined the new era's eve count-down last night.


「カウントダウン?知らんがな、寝てたさかいな」 🐈 四天王寺の眠り猫

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Snowdrop was sleeping like this sleeping cat around 0:00 today.


元号が変わって、何か変わるのでしょうか。
昭和、平成、それぞれの時代の変わり目にそれぞれの著名人が旅立ちました。
たとえば昭和から平成の変わり目には手塚治虫が、平成末には梅原猛が…
そんなところに時代の変わり目をみる人もいます。
その一方で、人が元号の切り替わりに合わせて物語を作ってしまうに過ぎない、
と考える人もいます。(中島裕介「星座を編むように」)

The change of the name of an era is to change something?
Some understand it as the change of the era itself.
Others say they only make a story accordingly to the change of era's name.


わらびの水辺に誰かが置いた松ぼっくり。何かの物語?(上賀茂神社)

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freshly budded bracken and pine cone(Kamigamo Shrine)


ハドリアヌス帝やフランソワ1世のような帝王=統治者の時代ならいざ知らず
象徴天皇の時代の日本では…
元号に合わせて物語を作っている、というのが当たっているでしょう。
なぜなら、人間は物語を作らずにはいられない生き物だからです。
大空に無秩序に散らばる星々を選び、つないで星座を編むように。
私自身、行き当たりばったりの支離滅裂な人生に意味を見つけたくて
終りのない歌物語を、ここで、ほそぼそと綴っているのかもしれません…。


「額田王 井上康」の画像検索結果
(google search)

The Japanese emperor is a symbol.
It is not the ruler such as Hadrien and Francis I.
I think the name of an era does not make a story.
It is the people that make a story, because
we humans cannot but make a story while living our lives
just like selecting and connecting stars to make constellations.
I myself tries to make an never-ending tanka story
so as to find a meaning of my inconherent life.


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さわらび(右)青柳(左)(芽吹きがゴマで表されています)
freshly budded bracken(right) sprouting willow(left)


「中宮寺 弥勒」の画像検索結果

ものがたり、ミッツカール君??? わらびみたいなロン毛??(中宮寺弥勒菩薩像)
freshly-budded-bracken-like hairs (google search)


カレンダーを付け替える大晦日の作業が、じつは、あまり好きではありませんでした。
(この一年も思わぬ悲しい出来事があった、新しい年こそ平穏な年でありますように…)
どんな年にも、どんな時代にも、良きことと悪しきことが起きるでしょう。
けれども、良き年(時代)を祈るという行為そのものは尊い。空しくはない。
そう気づいたから、ささやかな言霊にのせて、きたる日々の平和を祈ります。

Every New Year's Eve, while changing calendars,
I always have felt anxious about the new year
while remembering sad accidents in the previous year.
Every year and evey era is to have both good things and bad things.
But it IS precious to pray for the good year and good era.
Today I pray for the peace of our future with my small word-spirit.


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柳の芽吹き(2017年)*sprouting willow


空つぽの函(はこ)としてある新しき日日年年にいやしけ吉事(よごと)

I hope
many good things
will happen
to new days and years
as empty boxes


「剣 ルーン文字 北欧 歴史 槍」の画像検索結果

ルーン文字の石碑 Runestone(wiki)


「口に発して耳に届く言葉は魂だ(…)魂は人を離れてどこまでも行く。動くことで力となる。
すなわち言霊。それに対して、木に書かれ、鉄の剣に刻まれた文字はその場を動かない。
何百年も何千年も後まで残る。これもまた言葉の力」(池澤夏樹『ワカタケル』日経朝刊5月1日)


ネット上の言葉はいつ消えるか分かりませんが… ^^;

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さて、どこへ出かけよう… 🚙 2019年のカレンダー(クレマチス立葵)

I stay home while this vacance except my debut in a tanka-poetry party.
(my calendar 2019 🚙 painting by Peter Motz)


おまけ * Bonus * la fête du muguet en Rouen, 2004

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ルーアンの飾り窓(2004年)


5月1日はスズランの日。スズランのチョコレート、買いに行きたいな。。。

(All Rights Reserved)




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正倉院に伝わる美(は)しき撥鏤(ばちる)の尺(ものさし)。
守田蔵さんによって復元された天平の尺などが展示されます。
会期は来週 4月23日(火)から 5月4日(土)まで
銀座へお越しのときは、ぜひお立ち寄りください。
詳しくは下記の地図等をクリックでご覧ください。

The bachiru(撥鏤 → )works made by MORITA Kura
will be exhibited in Ginza, Tokyo from April 23 to May 4.
(Fujiya Gallery)


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Invitation quoting the impression of Princess Akiko () who visited Mr. Morita's studio


撥鏤(ばちる)作家の守田蔵さんは
浄瑠璃寺のそばに工房「獅子窟」を構えておられます。
「獅子窟」(ししくつ)は吉井勇の短歌に由来するそうです。

酒にがく女みにくしこのごろは心しきりに獅子窟にゆく  吉井勇

(獅子窟寺は、 大阪府交野市にある高野山真言宗の寺院です)

MORITA Kura's studio "Lion Cave" is near Joruri-ji Temple.
The name "Lion Cave" derives from a tanka by Yoshii Isamu:
the sake tastes bitter and the women look ugly, recently,
my heart frequently wanders toward Lion Cave Temple
(tr. by snowdrop)


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浄瑠璃寺*Joruri-ji Temple(4月上旬)


「獅子窟」工房の向かいの浄瑠璃寺には、浄土式庭園があります。
「浄瑠璃」の「瑠璃」は東方の瑠璃光薬師浄土をあらわします。
祝い歌をお届けした日、浄瑠璃寺はさながら花の浄土でした。
山茱萸(サンシュユ)、馬酔木、桜、紫木蓮、三葉躑躅(ミツバツツジ)…

MORITA Kura's Lion Cave is located near Joruri-ji Temple,
which has a famous Pure Land garden.
On the day when I delivered congratulatory forms of tanka,
the garden looked like Pure Land itself.


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東の薬師仏をまつる三重塔


撥鏤尺に撥()ね彫りされし鳳凰を詠める


瑠璃光の天の果てより舞ひ降りし鳳はいま

獅子窟に棲む

(
るりこうの てんの はてより まいおりし おおとりは いま ししくつに すむ)



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瑠璃いろの空と山桜

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鳥の翼のような紫木蓮、染井吉野

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躑躅花むらさきに咲く弁天社 守るは獅子の家族(うから)なるらむ

(All Rights Reserved)








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大阪ではフェルメールの作品が6点 展示されています → 🌷
東京展の記事(desire photo&art フェルメールの芸術)→ 🌷


チューリップの国から届きし六輪の花はやまとの春のさきぶれ

たとふればそれは原種のチューリップ内へと閉づる真珠の女

just like
ancestors of the tulip
that close
into the interior,
Vermeer's women with pearl accessories


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大阪市立美術館を飾るチューリップ


オランダのチューリップ・バブルが弾けたのは1636年。それからおよそ30年後、オランダ第4の町デルフトで、一人の画家の作品が開花した。ヨハネス・フェルメール(1632-1675)。静寂の画家は、幼いころの町の喧騒を覚えていただろうか。

In 1636, the tulipomania ended. About thirty years later, the talent of one painter bloomed. His name was Johannes Vermeer (1632-1675). Did this painter of the silence remember the fever in his country in his childhood ?


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フェルメールの独白(snowdropによるフィクションです)

 チューリップ・フィーバー?花の色なら覚えているよ。珍しい花が生まれるたび、みんな目を輝かせていた。だんだらの斑入りの花弁、レースのような皺くちゃの花弁…なぜ、誰も気づかなかったんだろう。どれも病葉(わくらば)そっくりの花だったのに。
 あの妖しい美しさに人々は心奪われているのだと、子供心に思っていた。知らなかったんだ。ちっぽけな球根にうつつを抜かすのは、それを売り払えば家が一軒建つくらい儲かるからだってこと。
 
Monologue of Vermeer
 The tulipomania? I have only a dim memory of that. Adults were all excited by the tulip bulbs of strange varieties. Some petals were mottled, some jagged … why did nobody noice that they looked like diseased leaves ?! I did not know they were charmed not by the beauty but by the high price.


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(左)  158.5×141.5cm, 1654-55年頃  / (右)  71.1×60.5cm, 1670-71年頃
絵画図版はすべて展覧会パンフレットを撮影

 
 僕らの国はカトリックの大国スペインから独立したところだった。プロテスタントは商業に寛容な宗派だ。裕福な商人たちが絵画の新たな顧客となった。
 野心に燃えた僕は、大きな宗教画に挑戦した(左)。マルタ・マリア姉妹と語らうイエス・キリスト。僕にしては粗い筆致だって?薄暗い教会堂で、遠くから観賞するには、これくらいのタッチが丁度いいんだ。画面左のトルコ絨毯の柄はついつい細かく描きたくなってしまったけれど。(僕にはテクスタイル・フェチの気があるんだ)
 注目してほしいのは、光の使い方。スポットライトめいた光の中でまめまめしく給仕する姉マルタと、陰の中に座り込んでキリストの話を聞いている妹マリア。どちらが神の心にかなったと思う?じつは何もせず話を聞いていた妹の方だった。けれども、僕はあえて働き者のマルタに光を当てた。だって、デルフトの勤勉なご婦人方が、内心マルタに同情しているのに僕は気づいていたから。
 それからおよそ十数年後に描いた、恋文を綴る婦人、同じ画家の絵に見えるだろうか(右)。 一見当世ふうの風俗画だけれど、窓のステンドグラスから神々しいまでの光が差し込んでいる。壁に掛かった絵は、幼児モーセがファラオの娘に拾われる場面を表したもの。これは旧約聖書における「和解」を象徴するのだとか。僕の絵のなかで「和解」するのは恋人たち!神の愛、人の愛…聖俗二つの世界が重なり合う。

 Our country had become independent from Spain in 1609. The rich middle class became the new customer of paintings.
 I, an ambitious young painter challenged a large religious painting: Christ in the House of Martha and Mary. Rather rough touch for Vermeer? This touch is right for a dim church where people look up the painting from a distance. And this detailed pattern of a Turkish carpet…you know, I have been a sort of fetish for textile since my debut.
 I painted Martha in the light, a sister who was occupied by entertaining Christ and Mary in the shadow, a sister who was absorbed in listening to him. True it was Mary who had pleased Christ, but it was Martha who aroused the sympathy of the diligent women in Delft !
 About few years or decades later, I painted Woman Writing a Letter with Her Maid. It is an up-to-date genre painting, and yet the stained glass and this painting representing baby Moses imply the holy reconciliation. Human love, God's love…


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「リュートを調弦する女」1663年頃


 モチーフの少ない小品もよく描いた。一つには注文が増えたからだし、一つには、それらを描くのが性に合っていたからだ。上の「リュートを調弦する女」も、自分では気に入っている。窓から差し込む光が女の白い額を照らし、高い鼻筋をくっきりと際立たせる…。まるでギリシアの芝居の仮面のようじゃないか?じつは、市場で見かけたギリシア系の少女の面影を重ねたんだ。
 壁に掛かった地図は、商業国家オランダの栄光を表している。海へ漕ぎ出せば、西欧文明のふるさと、ギリシアへ行ける!かつて我が国へチューリップをもたらした異教国トルコへも!この女はどこから来て、窓の彼方のどこを望み、どこへ行こうとしているのだろう。
 
 I often painted small paintings because many townspeople ordered them and I myself loved painting them. The face of this woman with a lute is in the light, and it looks like a Greek mask because of the high brow and Grecian nose, doesn't it ? I had seen a Greek girl in the town several days before.
 A map on the wall symbolizes the glory of our mercantile nation! Going to sea, we can reach both Greece and Turkey, an Islamic state that brought us the tulip! From where did this woman come, what is she looking out of the window, and where will she go?


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(左)51.4×45.7cm, 1663年頃 / (右) 44×38.5cm, 1669-70年頃
 

 僕はストーリーのある絵が好きだ。右の絵の女もリュートを持っているけれど、ここでストーリーの鍵になるのは、もう片方の手のなかの恋文だ。洗濯場の奥で交わされるひそひそ話…。どうだい、扉の隙間から二人をのぞき見している気がしない?手前に黒い箒を描いたのは、家事放棄への戒めや遠近表現というより、臨場感を感じてもらいたかったのさ。

 I like the painting with a story. The right woman with a lute holds a letter and is whispering with her servant in a laundry. Do you feel as if you were peeping at them? A black broom is not only a symbol of the abandonment of housework but a small tool for giving a you-are-there feeling. 


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「手紙を書く女」45×39.9cm, 1665年頃 


 その一方で、ストーリー性よりも、色と形の美しさを追求するのも好きだ。この絵では、壁の額絵(画中画)にテキストとしての意味はない。ただし、彼女の髪に結んだひらひらのリボンを引き立てるには、この暗い四角い画面がどうしても必要だった。彼女の黄色いマントと白い毛皮の縁取り、そしてテーブルの青い掛け布を美しく浮かび上がらせるためにも…
 この絵で一番描きたかったのは、星のような光だ。彼女の両目の輝き、鼻と唇のハイライト、真珠の耳飾りのきらめき、テーブルの真珠の首飾りのつぶつぶの光…。それに手箱や椅子の鋲の光、ガラスの杯の光!それぞれ星座のように規則正しく並んだ光の粒が、画面全体に統一感を与えているだろう?!
 この子が誰に手紙を書いているのか、それはどうでもいいことだ。どうでもよくなってしまったんだ、僕には!

 On the other hand, I like to pursue the colours and forms in the painting. In A Lady Writing, a picture on the wall has no meaning as a text. But this black space was necessary to emphasize her ribbons, yellow coat and blue desk cover.
 What I wanted to paint were these star-like lights. Her shining eyes, the highlights on her nose and lips, her pearl accessories, the rivets on a casket and on a chair, all the lights look like constellations and unify the whole painting !
 For me, it no longer matters whom this girl is writing to !


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フェルメール・カラー?(2017年4月)


 僕は画家だ。流行や注文に応じて、それなりに色んな絵を描いてきた。それでも、本当は、小さなカンバスに、ぎりぎりまで少ないモチーフを並べて、息をつめて筆を進めるのが大好きだ。時間を忘れ、家の中の喧騒を忘れ、窓の外の欲と金にまみれた世界を忘れ…絵のなかの小宇宙にこもっていると、カメラ・オブスクラの精になったような気がする。そこは、ヴァージナルやリュートがかそけく響くだけの静かな世界。―
 かつてチューリップの夢を見たことのある土地に、僕は生まれた。色とりどりのチューリップにひっそりと混ざっていた原種のチューリップが、僕は忘れられない。オランダ絵画黄金期に咲き競ったチューリップのように賑々しい世俗画のなかで、僕の絵は原種のチューリップのように目立たないかもしれない。けれども、そのしずけさを愛する人々が、この世のどこかに、未来のどこかに、常にいるはずだ…

 I am a painter. I have painted various paintings according to the orders and trends. To tell the truth, I like painting minimum motifs on a small canvas while holding my breath. I forget the time, the noises in my house, the greedy world out of the window, and I feel as if I were a silent spirit of the camera obscura. Only the murmur of the lute, virginal, …
 I was born on the land that had dreamt of the tulip. I remember an illustraion of an ancestor of the tulip among colorful garden species in a pictorial book. Among the colorful and cheerful genre paintings of Dutch Golden Age such as Jan Steen, Pieter de Hooch, etc. , my paintings might be too quiet and simple. But those who appreciates my silent paintings should exist and will exist, forever and ever.


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原種のチューリップ*ancestor of the tulip(2017年4月)

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今朝、あふれる月の光に目覚めたら、重たそうなまるい月が山の端へ落ちてゆきました…
(スーパームーンは2月20日)

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スーパームーン(2015年)*Super Moon*snowdrop撮影*短歌とは無関係です


ときどきは耳を澄ますこと月に射されたままからだ   勺 禰子

sometimes
straining my ears
on a pass
still with the body
bathed in the moonlight
― Shaku Neko, tr.by Yukiko Kawakami


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今月号の『角川短歌』の「短歌のさじ加減」でも取り上げられた
禰子さん(しゃく ねこ)さんの歌集『月に射されたままのからだで』。
2017
年の夏、勺さんのブログ( 🐈)で拝見して以来
サインを頂きたいと願ってきました。先日勇気を出して願いをかなえました。

Here is the first collection of tanka composed by Shaku Neko,
Still With the Body Bathed in the Moonlight
and a tanka-magazine, one of whose articles refers to her tanka.



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勺 禰子さんと会ひて
リュックよりさらりと出せる筆ペンは歌人の矢立の流れをぞ引く 


恋文ペン字で *「シャッポン(帽子)」はわが祖母の造語?

シャッポンをななめにかぶるウタビトは万智チヤンみたいなボブカット・ヘア

a tanka-poet
cocking her chapeau
was charming,
with bobbed hair
like that of Machi-chan

→ Tawara Machi(wiki)


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主菓子「梅の窓」(菊屋、大和郡山市)
撥鏤(ばちる)菓子切(守田 蔵作 🌸
🌸『古事記』をテーマにした創作も…

勺さんが所属しておられる短歌結社の機関誌『短歌人』
二月号の表紙は
です。如月から弥生の窓辺で味読しましょう。
主菓子「の窓」に入った筋は、大和郡山市の町家の格子窓を思わせます。

The tanka association which Shaku-san belongs to
publishes the above magazine (Februray 2019 Issue).
Do you recognize the
plum blossoms on the front cover ?
A Japanese cake in the shape of
plum blossoms by a window
reminds me of a window of a traditional townhouse in Nara.



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町家の窓*Former residence of Kawamoto family in the ex-red light district (2016)


勺さんの眼を通して歌われた関西は、古代史に連なりつつ

いま、ここの現代をも生き生きと映し出しています。

Kansai district in hertanka reflects vividly the contemporary life
while leading to the ancient history.




今はむかし国際港と思ほえばコスモスクエアといふ名をば肯ふ   勺 禰子



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梅二輪(コンデジ内蔵の魚眼レンズで加工)


関西方言の短歌もあります。

It is difficult for me to translate our tanka in Kansai dialect



「カーネーション」2011年秋、朝の連続テレビ小説

言うちゃるわ、早よ寝り、食べり、行っちょいで。
糸子の母は祖母の面影   
勺 禰子



2016年夏、祖母の追憶
枝豆をみしってきちょうと渡されし手籠に勇みき
幼ごころは  snowdrop


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農林会館(大阪)(2016年)* snowdropの祖母もよくミシンを使っていました

「カーネーション」の周防龍一(綾野剛) ミシンをしょっています (google search)

関連画像




キーボードに引き裂かれゐし子音母音なつかしみつつ

君の名を呼ぶ   勺 禰子


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snowdropは高校時代、英文タイプライターに挫折しました。

大学時代にワープロが登場。さて、ローマ字入力か仮名入力か?
迷った末、外国語にも応用のきくローマ字入力を選びましたが
子音と母音をたえず引き裂いている罪悪感はいまも拭えません。
新仮名遣いで痛めつけられた日本語を、さらに鞭打っている気がして。
けれども、慣れとは恐ろしいもの。
今や鉛筆を握るよりキーボードを叩く方がするする歌が生まれるのです。
ピアノのように両手を使うと、左右両脳が刺激されるからでしょうか?
果たしてこのままでいいのか … 言霊が弱まったりしないでしょうか?

I once gave up typing in English during high school.

Then the word processor appeared when I was at university.
I have chosen Roman letter input rather than Japanese one
because I can apply it to foreign languages also.
But according to Shaku-san's tanka, the Roman letter input
tears Japanese into the vowel and consonant !
To tell the truth, I can compose tanka more smoothly
with PC than with a pen, like playing the piano with both hands!
Will typing in English weaken the spirit of Japanese language ?!


東大寺境内の黄葉と月の歌の栞(90年代)

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挿画 山本じん 銀筆「淤能碁呂島」『絵本古事記 よみがえり―イザナギとイザナミ』


(ぎん)(ねづ)の光をまとふ本えたりスーパームーンのふくらむ午後に



ドレ筆の『神曲』めきたる銀筆の
『古事記』にうねる(かづら)の言霊


ドレによるダンテ『神曲』の挿画(
google search)


「illustration of La Divina Commedia by G. Doré.」の画像検索結果


The above silver cover illustrating A Record of Ancient Matters
reminds me of the illustration of La Divina Commedia by G. Doré.


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エジプトで食べたナツメヤシより大きいと思ったら…中に種が入っていました!

These dates are bigger than those we ate in Egypt because of the seeds.


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昭和のわが家で、昭和のフォークでいただきます!
NIKKEI STYLE(神戸モスクと神戸カトリック教会)
Kobe Muslim Mosque and Kobe Chuoh Catholique Church


バイブルで読みかじりたる棗椰子(ナツメヤシ)かじれば かをる埃及(エジプト)の風

the date
I have read in Bible,
which I eat today
which reminds me of
the wind of Egypt in 2010



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モスクのお向かいにはハラル・ショップがありました。
イスラム教で許された食品だけを扱っています。(緑のハラル認証マーク付き↑)
冷蔵庫に入ったお肉は骨付きの牛肉や鶏や羊だけ。豚は禁じられています。

There is a halal food shop right across the street from the mosque.
I saw a refrigerator with beef on the bone, chicken, mutton only.


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お酒もタブー、お茶を置いていました。↑
中国製らしき薄口しょう油が並んでいます。↓
写真はありませんが、いろんな種類の袋入りの香辛料も。

The alcohol as well as pork is not allowed.
There are tea, Chinese soy sauce, various spices, etc.


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アフリカのクスクスや、ギリシアのブドウの葉で包んだドルマ↓
イスラエルのひよこ豆コロッケ、ファラフェルも見かけました。

African couscous, Greek dolma,
and the falafel of the Middle East…


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チキンカレーやチキンのパスタソース
↓ハラル塩ラーメンなんてあります!

Chicken curry, Chicken pasta sauce,
and Halal ramen, Chinese-style noodles !


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ハラル認証マーク入り↑ * halal certification


 ヒジャーブを着けた店員さんが「なんでも聞いてね」とにっこり。
インドネシアから来日したのだそうです。
そういえば、奈良の電車で出会った家族もインドネシア出身でした。

A friendly clerk with hijab smiled and said to me, "Ask anything!"
She was from Indonesia, like a family I had met in a train in Nara.



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(2018年の汽車詠11首から → 🚃

灰色のヒジャーブ着けし赤さんは女の子なのと聞くまでもなく

赤さんの額の髪をくりかへしヒジャブの奥へ入れる母の手

皮つきのバナナのおしやぶり選びしは生後八月の真黒のひとみ 🍌

a dummy
in the shape of a peeled banana
it was the baby herself
who had chosen it
with black eyes of eight months old

(The baby with hijab was needless to say a girl!)


「ロクム オスマン帝国外伝」の画像検索結果

「オスマン帝国外伝」にも出てくるお菓子、ロクム
Turkish delight, locum in The Magnificent Century

(google search)

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お気に入りイルミネーション&私のhappyクリスマス!

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ふくろうカフェでプレゼントされたハンカチ☆
クリスマスのバッグに入れて持ち帰りました★

Voici un mouchoir du Café Chouette en Nara
sur un sac de Royal Copenhagen de snowdrop.


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ここは南都銀行に面したカフェ入口の窓辺。
フクロウの置物目線で通りを眺めていたら…
白い翼のそばで何か動きました!
「あたしは、置物でも剥製でもないのよ」

C' est une fenêtre du café
qui fait face à une banque blanche.
Un des ornaments se bouge!


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「うちも、ほんまもんどすえ!右後ろのは置きもんどすけど」↓
はい、お見それしました……いいけど、ここは奈良ですよ~

Je suis une chouette vivante !


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店内ではまず両手を消毒。そして
指1本で、フクロウの頭をなでなで♪
これは男の子の手です。

On doit désinfecter ses mains
pour caresser le front des chouettes
avec un doigt.

C' est la main d' un garçon.


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フクロウのなかから一羽を選んで、腕に乗せてもらえます。
この女の子はどんどんフクロウと仲良しに!

On peut choisir une de chouettes et
faire la rester sur son bras.
Cette fillette est intime avec cette chouette!


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やや、君はいったい何を?

Qu'est-ce que tu fais ?

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ハイ、羽づくろいです~。

Mon toilettage !



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この2羽は爆睡中…
1日に18時間眠るとか。
1本足は熟睡の証拠!!

Deux chouettes sont dormantes…(18 heures par jour)
Elle sont deboutes sur un pied parce qu' elles sont détendues.


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生まれたときから人間に飼われ、爪を切られ、躾られ、
狩りをすることもなく冷凍のネズミちゃんを食べて
ただ人間を喜ばせるためだけに生きるフクロウたち…
おかげで臆病なsnowdropも彼らと触れ合えた訳ですが。

Elles se sont apprivoisés depuis la naissance,
se faisent couper les ongles,
mangent des souris congelés,
vivent seulement pour amuser les hommes
… comme une chouettienne snowdrop



マイ・アバター * one of snowdrop's avatars


そう、最後にsnowdropもチャレンジ!
エガケという分厚い革手袋をお貸りして…

Un gant épais est offert pour snowdrop aussi.


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手にはめしエガケに一羽のせたれば人梟(きょう)一体 われは梟匠

un hibou
sur ma main
dans gant en cuir
je me sens
un falconer



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こちらは鷹匠です。エガケには穴が開くとか(falconer dans NIKKEI STYLE)

snowdropのクリスマスは毎年フィギュアスケートとともに…

Noël avec Patinage en 2018 aussi…




宮原知子演じるのは白フクロウでも白鷹でもなく、小雀。
シャンソン歌手の名前、ピアフは「雀」という意味です。

Satoko Miyahara skated for PIAF, not for CHOUETTE.


「edith piaf moineau」の画像検索結果
(amazon fr.)

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明日から待降節です。(黒壁スクエア、10月下旬撮影)

Advent 2018 starts on Sundeay, December 2th.

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バタくさき開智学校カフェと化し異国の旗のはたはたと鳴る

Kaichi School
in European style
was renovated into a cafe
where foreign flags
flutter in the wind


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黒壁の国立銀行カラフルな玻璃の館となりにけるかも

a national bank
with a black wall
was remodeled
into a glass museum
with colorful glasswares


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現在はガラス博物館+ガラスショップになっています。
snowdropはショップで何を?それはまたいつか…

What did snowdrop buy in a shop of this glass museum? Chut!


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あこがれの大正ガラスはいつ見ても思つていたより大きく厚い

glasswares
in the Taisho peroid
are always bigger and thicker
than I supposed
in my heart



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(お客さま用のセッティング*2009年)


母さまもお客さまに出していた脚つきの杯いつかレトロに

glasses with stems
both my mother and I
have served at guests' table
became an old-fashioned
and nostalgic design


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葡萄酒はコップに入れても美味しいねガラスの館で仲間を見たよ

we can taste the wine
in this glasscup instead of the wineglass
I have seen
this kind of cup in our house
in the glass museum also



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(2016年)



なつかしい和のガラスばかりではありません。天井には異国のシャンデリアが…

There are not only Japanese glasswares but also foreing ones in this museum.



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お隣のオルゴール館では、100年前のマホガニーのオルゴールを100円で聴かせてくれます。
R.シュトラウスの「英雄の生涯」、渋い選曲ですね。どんな人の居間に響いていたのでしょう。

A music box shop in Nagahama let you listen to Ein Heldenleben by R. Strauss
played by a mahogany box produced around 100 years ago ♪


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百年前のサロンはきつと大広間 ♪ 野太き音のオルゴオルかな
the salon
where this music box used to be
must have been spacious
because this box plays
Ein Heldenleben dynamically



英雄の生にきらめく星々のやうな出会ひをしのぶ円盤
the disk
makes me imagine
lots of encounters
like lots of stars shining
in the hero's life


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和洋折衷の面白さは黒壁ガラス館だけではありません。
この町家は一階がステンドグラス工房、二階がひょうたんの展示館です。

There are not a few half‐Japanese, half‐Western buildings here.
For example, this traditional townhouse is composed of
a staind glass workshop (1F) and a gourd museum (2F).


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黒壁ガラス館のお向かいのカフェで黒カレーを。
蝶豆で染めた青いハーブライスは今日みた琵琶湖の水の色。
残念ながらハーブの風味は感じられませんでしたが…。

This black curry symbolizes the museum's back wall,
and the blue rice dyed with butterfly pea Lake Biwa's blue water.



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SNS映えを狙いすぎたかな?とどめは濃ゆきブラックコーヒー


関連画像

琵琶湖*Lake Biwa (wikipedia)

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紅葉の写真が無かったですね!次回は京の紅葉を…

色とりどりの紅葉&お気に入り秋ショット2018!