
NHK録画映像より
2022年秋、エリザベス女王のために詩篇42編が歌われました。みつばち真亜耶(マーヤ)は女王蜂ではありませんが…(李瑠華:リルケは女王蜂の夜の本の読み聞かせ係でしたね)♪(← ロビンソン「女王のおやすみに」)みつばち真亜耶の歌物語を連載したのは2022年の春夏でした。
今秋、歌友の撮影した写真から真亜耶のことを思い出しました。
スズメバチの死を目撃したことはありますが(上記のblog記事)
みつばちは初めてです(下記の「三鷹歌農書」のツイート)。
サフラン上の眠りの写真と短歌一首をスクショさせて頂きました。
snowdropによる英語短歌訳
holding stamens
in petals of a saffron,
a honeybee is dead
who has worked
through her life
snowdropからの返歌十二首
真亜耶つて知つてる?秋のサフランに命ゆだねし至福の蜂を
働きづめだつたね冬を越ゆるなく花に溺れて死せる蜜蜂
巣を作り戦ひ子らを育て上げ蜜を運びし老嬢蜂(オールド・ミス・ビー)
花粉にて息詰まらせてしあはせと蜂は初めて力を抜けり
友垣と翅ふるはせて冬ごもり そのぬくもりを知らずに蜂は
小鳥なら翼の艶を失ふを もふもふのまま蜜蜂の死す
蜜蜂に天の国あり赤き蘂うすむらさきのサフランのなか
やはらかく ささやかなる死 羨(とも)しくて大地に水に疾くかへる蜂
ちむぐりさ逝きたる蜂のまなこもて眺むる花の世のうつくしさ(2022年詠)
おたがひが互ひの補色と知りもせで蜜蜂サフランひとつとなりぬ
あす果つる予感ありしや霜月のみつばち摘花を待てる洎夫蘭(サフラン)
サフランの裂かれし愛の香り高きパエージャとなるさだめ哀しき
(三鷹歌農書の写真)
(2022年詠の琉歌一首)
戦世(いくさゆ)を超えし 蜜蜂のための 弥勒世(みるくゆ)はこちら いろとひかり
(2024年詠の短歌一首)
サフランを摘みに畑へ兄のゆき妹(いもと)の弾かなくなりし木枯らし

黒髪山(2024年撮影)
さざんくわの散る音深きひるさがり大雀蜂の重さに耐へず
冬ごもりするは蜜蜂 冬またず死するは雀蜂こはもての

霜月の黒髪山
この記事を公開する直前に永倉万里江さん(画家)の訃報を聞きました。
もう新作が見られないのが惜しまれます。ご冥福をお祈りいたします。
Instagramよりお借りしました
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