
秋色ツリー(駅の花屋)🎄お菓子の家はクリスマスの定番
ピラカンサスや松ぼつくりや 鳥たちの目にはお菓子の巣とうつるらん
beautifully arranged
fire thorn and pinecones
might look like
a gingerbread nest
for wild birds
年月を味方につけて醸したる梅酒日本酒ならべられたり
勤労への感謝をこめて
うたを詠むために主のこさへたる雨夜の野菜さだめのポトフ
大鍋は根菜地層お宝の牛蒡も葱も掘り出されゆく
俺は葱オレは牛蒡と根菜が自己主張する口腔の闇
トルコの皿(たぶん)
土かをる紅白人参トロンボンチーノの熱々味のセッション
BGMは土耳古風のブルーロンドそれともバッハのブランデンブルク
客人(まらうど)のロールビーフの味深し秘伝ソースを温野菜にも
ぬめりあるセロリのやうな蛇瓜がお口のなかをさみどりにせり
先達のふたりの歌歴におよばねど熟れたる酒の栓の抜かれて

ロレーヌのバカラの村はしらねども乾杯すれば玲瓏(もゆら)の響き
地中海のワインレッドの波立たせ香りを立たせ呼ぶ嵐(ミストラル)
うたびとが歌の漢字を平(ひら)くよりゆつくり香りをひらく葡萄酒

亡き父母の生まるる前の仏蘭西のワインが玻璃のグラスへ注がる
葡萄(ぶだう)色といふより葡萄(えび)か赤ワイン子宮のなかで聴く短歌とは
(google search)
ヴィンテージワインと古酒の通ずるは希臘明日香のほほゑみのやう
あたらしきお酒を味見するたびにグラスをリンスそれにお口も
五人目の歌友へ
十七のアロマを嗅ぎ分けうる友をテイスティングの助けとしたし
友垣の一期一会の花梨酒に母の生家の無花果しのぶ
あをくさき野生を証すかぼちやプリン花梨の酒と華燭の典を

ウクレレのやうなるポタージュパンプキン四つに切られ四人の口へ
歌垣のおまけになればと棗椰子 種の代りに巴旦杏つめ
沼酸塊(ヌマスグリ)ジャムの小瓶の開かねば拙き歌でかへすほかなし
(まろの恩返し、ささやかなる)
沼酸塊(ブルーベリー)園
(snowdropのいちばん年長の男友達の撮影)
おまけ、もしくは蛇足 🐍 Bonus
ヘビウリに寄す
舞ふ蛇の還城楽とふワインあり黒髪山の音楽堂に
還城楽の装束の文様がワインのラベルに…
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