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からうたの巻(夢の共演)(renku party named Chinese poem)


歌仙 からうたの巻①初折表からうたやふりさけみれば野分来る──冬泉(仲秋)眠るものなき十六夜の家──夜景(秋月)酒をつぐ青磁の余白爽やかに──羊我堂(三秋)雨過天晴を翔くる翼竜──幸子(雑)こどもらがスパンコールを撒きちらし──雅樹(雑)禁じられたる綱渡りして──茶鳥(雑)


歌仙「からうたの巻」(連句会)に、今回はリモート参加しました。
「からうた」は漢詩に造詣の深い小津夜景さんにちなんだものです。
snowdrop(幸子)も宋磁(中国宋時代の陶磁器)の句を出詠しました。
そのころ見た、翼竜みたいな雲を詠みこんで。

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②初折裏とめどなく笑ふヘルタースケルター──冬泉(雑)絽の友禅をこはしたワンピ──雅樹(三夏)二の腕を吸つて束ねた薔薇にする──冬泉(雑恋)棘に絡まる君の黒髪──雅樹(雑恋)雪崩なす本に隠れしメリーベル──雅樹(冬恋)山は眠りて鳥は凍えて──茶鳥(三冬)あたたかき色して遠き冬の月──茶鳥(冬月)宝物だとしづかに告げる──茶鳥(雑)土匂ふナイトツアーの終着地──冬泉(三春)ボート乗り場で風車買ふ──雅樹(三春)ボイラーへキャットウォークの花こぼれ──冬泉(春花)蝶はジブラルタルの向うへ──冬泉(三春)


この時間帯は席を外していて、画面に戻ると目を見張るほど進んでいました。
茶鳥さんはリアル会場のマダムです。お料理上手の俳人でいらっしゃいます。


③名残表現身を渡しかねたる春の虹──雅樹(三春)輾転として二度寝の快楽(ヘードネー)──冬泉(雑)枕頭の水をのみほす半夏生──雅樹(仲夏)かはたれ時に白き糸取る──茶鳥(仲夏)曼荼羅の裏には星がひしめいて──羊我堂(雑)ほのかに照らすみほとけの胸──幸子(雑)お雛妓は吐息の染みた鏡抱き──羊我堂(雑恋)私は作中主体ではない──冬泉(雑恋)マグリットの林檎を買ひに射手座まで──幸子(仲秋)てんやわんやに月もブギウギ──羊我堂(秋月)呪術師(まぼろし)に露とこたへて消なましを──胃齋(三秋)秋の別を降るだんだん──冬泉(晩秋)


幸子の近くの羊我堂さんは、この連歌懐紙のデザインもなさいました。
Xで拝見するお写真も素晴らしい腕前です。
お互いリモート参加ですが、ついにご一緒できて嬉しかったです。
胃齋さんは春のリアル会場でsnowdropの緊張をほぐして下さいました。
いつも幅広い教養から着想した句を出されます。
他の方々ともいつかお近づきになれますように。

④名残裏惣菜屋肉屋暗めば火の欲しく──ケンタ(雑)潮の香むせぶばかりの祖国──羊我堂(雑)星のなき夜を遠吠の連綿と──小百合(雑)隊商めざす千の塔(あららぎ)──冬泉(雑)よく売れる花の都のキーホルダー──夜景(春花)ミモザをはさむ『長安の春』──幸子(三春).連衆  冬泉(捌き)・小津夜景・川上幸子・白糸雅樹・野村茶鳥・岡本胃齋・板倉ケンタ・笠原小百合・羊我堂(画像係り)於 屋根裏バル 鱗kokera (二十二日)/文音起首 二〇二四年九月二十日満尾 同三十日


そして、冬泉さん!✨いつも連句会の捌きをしてくださいます。
連歌に留まらないご教示・示唆をいつもありがとうございます!
格別のお引き立てに感謝しつつ、夜景さんに捧げる写真と句を…

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連衆の皆さまへの感謝を込めて詠める

妖艶なるカリュアティデスに見守られめぐる春秋(はるあき)からうたの巻

observed by
mysterious Greek goddesses,Καρυάτιδες,
renku party named "Chinese poem"
with springs and autumns
has successfully completed


羊我堂さんのデザインから連想しました

Καρυάτιδες, οι κόρες της Καρυάς και της καρυδιάς – Βοτανική

Καρυάτιδες(wikipedia)

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