ニースに住む俳人のブログ「小津夜景日記」によると↑
LE MONDE D'HERMÈS N°83 AUTOMNE-HIVER 2023
(エルメスの世界 N°83 2023秋冬号)で
小津夜景さんが俳句連作を発表しているそうです。
こんな素敵なカタログ、欲しいですねえ。

2022年5月に大阪の中之島美術館でみたエルメスの展示も面白かったです (手前は観客!展示品ではありません)
先日のNIKKEI日曜版のエルメスの記事も面白かったです
小津さんの連作から一句ご紹介しましょう。
klaxooooon!l
a lune a plongé
dans un miroir profond.
クラクション月の飛び込む深き鏡(きょう)
「二句目の上五、最初はun coup de klaxon.と詠んだのですが、
なんとklaxonという単語が商標侵害にあたるので使用できないと言われ、
抜け穴はないかと考えた結果こうなった次第。
制約とは発想の源泉だなあとあらためて実感しました」(小津)
そうだったのですね!
クラクションがビ~~~~~!
と鳴っているのが聞こえるような表記です。
母音を連ねる生み字風のこの手法、
フランス人ブロガーのコメントでよく見ました。

エルメスといえば、東日本震災の年の広告が忘れられません
snowdropも先日、久々にこの手法で
ルナールの「蛇」を英訳しましたよ。
長すぎる。(ルナール「蛇」『博物誌』)
Trop long. (Histoires naturelles, J. Renard)
Too loooooooooooong. (tr. by snowdrop)

竹内栖鳳「艶陽」
たましひは脱ぎ去りがたし蛇の衣 (2019年6月詠)
エルメスの領巾(ひれ)とは馬具のなれの果て
馬とふ獣かくも美(くは)しも
un foulard d'Hermès est ce qui reste du harnais
ce que c'est beau,
l'animal, cheval !

母の形見のスカーフ
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