馬栗(horse-chestnut)
マロニエの花は、私もいろいろ思い入れがあります。
西欧では、マロニエは新緑の季節を迎えると、ほんのり赤みを帯びた、白い花を咲かせます。まるで鈴をたくさんつけているかのようです。
ゴッホは最晩『花咲くマロニエの枝』徒いうすてきな作品を残しました。この作品と対面したとき、その澄み切った美しさに心打たれました。厚塗りなのになぜか透明感があり、濃淡のある葉は瑞々しく、咲き誇る白い花もキャンバスから香り立ちそうな柔らかな空気が漂っている作品で、マロニエの花の魅力に魅せられました。
こんにちは。
マロニエはパリで見たことがあるだけです。
雨の多い春で、寂しい記憶があります。
晴れたら、鈴をふるように賑やかに見えたことでしょう。
美しい絵画作品を教えてくださってありがとうございます。
ゴッホの晩年の白の使い方を考えたことがありますが
こんな素晴らしい作品もあったのですね。
実感のこもったご感想、私もじかに見てみたいです。
この週末、ようやく金木犀が香り出しました。
関東はすでに9月に開花したでしょうか。
どうぞよき週末をお過ごしください。