犬は、猫であった(dog=cat?)
🍀 盲導犬おりがみ(a folded-paper guide dog) 🍀
今日の栞は、盲導犬のかたちの折り紙。U^I^U
栞がない時、ページの角を三角形に折ることをドッグ・イヤーといいます。
映画「小説家を見つけたら」に、動詞の形で出てきました。
たしかに子犬の耳に似ています。
それ以来、たまにわんこに会いたくて、頁を折ってみるようになりました。
A dog ear is a folded corner of a book page.
You will find an example in the film Finding Forrester,
"Oh, you've dog-eared one of them!"
True it looks like a dog ear!
Sometimes I have folded a corner of a page to see a puppy.
草野心平のわんこ(『現代詩読本 草野心平』)
子犬だつたころの君に会いたくてみひらき頁のふたすみを折る
to see you
when you were a puppy
I fold down
two corners of
two book pages
中国の犬と猫 🐶🐈 萱草遊狗図 蜀葵遊猫図 伝毛益筆(大和文華館HP)
小池光『うたの動物記』を開いたら、こんな一節に出会いました。
ドッグ・イヤーを折る代わりに、ここに書き写しておきましょう。
「脊索動物門哺乳網ネコ目イヌ科犬属」というのが分類学上での正式な所番地である。
ネコ目イヌ科とは知らなかった。イヌはネコの一種だったのだ」
According to KOIKE Hikaru, a tanka poet and essayist,
Both the dog and the cat are carnivorans and
in Japanese, the dog taxonomically belongs to the cat.
それとも、ネコはイヌの一種だったのでしょうか?平安時代の猫はリードを着けています。
(『源氏物語』の女三宮を、江戸の浮世絵師鈴木春信が、平安風俗で描いています) (google search)
The cat used to be kept on leash in the Heian period. Like today's dog !
And sometimes today's cat also…
いまどきのネコも… 🐈 チョコ坊、元気かしら 🐈 (google search)
稲垣美晴『フィンランド語は猫の言葉』によれば、
フィンランド人は「ニーン、ニーン」と猫のような相槌をうつそうです。
気づきませんでした!
フィンランドを旅行中、snowdropは土地の人たちと英語で話していましたから!
snowdropだって、アンハーン、とか英語で相槌をうっていたはず。たぶん…
Finnish is Cat's Language tells that
Finnish people say "Niiin, niiin" instead of "uh-huh".
I did not notice because I always talked with Finlanders in English
while saying "uh-huh".
子供とは、言葉の代わりに似顔絵でコミュニケーション♪(1997年)
ちなみに、snowdropと友人の耳に、フィンランド語は
カタカタカタカタ…とタイプライターのように聞こえました。
「センタッキ」という単語もあるとか。どんな意味でしょう?洗濯機じゃないよね。
デンマーク語やスウェーデン語はドイツ語と近いので、少しは類推できるのですが
フィンランド語はまったく手がかりがなくて…
でも、スオミ(フィンランド)とか、コッコ(かがり火)とか、素敵なひびき!
かがり火といえば、もうすぐ夏至ですね。
Finnish language sounded like clattering sounds of a typewriter.
Unlike other Scandinavan languages, it is independent and difficult to guess the meaning.
And yet I love the sounds of Finnish words such as Suomi and kokko(bonfire).
↓ Speaking of kokko, the summer solstice is just around the corner !
『ムーミン谷の夏祭り』(google search)
(All Rights Reserved)
平安時代の猫にリードがつけられていたのに驚きです。
令和のジュン君もリードをつけてお散歩していますが。中国の犬と猫の屏風 美しいですね!!盲導犬の栞 ちゃんとリードがついてますね。 田辺聖子さんが 亡くなられ 残念です。 京都の帰りの新幹線の中で 聖子さんの本を買い読んでいたら あっというまに 広島に着いちゃいました。
そうですね、ジュン君も山へ行くときはリードをつけていましたね。=^Y^=
盲導犬の折り紙もよくできているでしょう? U^I^U
中国の屏風、ねこちゃんの後ろには
ぴこさんのお好きなタチアオイが咲いています ♪
田辺聖子さん、私も書棚から出してきて読み返していました。
金曜ごろ、「うた暦」で追悼記事を公開しようと思って…(あじさいホテル)
旅のお供にもとめてくださって、一ファンとしてうれしいです。