アイリス日和(iris weather)
ヴァレンタイン商戦のころココア農園だったデパートの一角は
立冬を前にイタリアの広場となっていました。(阪急ですから!)
That floor of that department store that had been a cocoa farm in February
has changed to piazza d' Italia, before the first winter day(November 7).
ヴェネツィアでこんなマスケラ見たかしらf字の髭のシニョール・ヴィオリーノ
Have I seen
such a maschera
in Venice ?
Signore Violino
with f-shaped mustache !
(1999年)
ハロウィンでヴェニスの仮面をかむるのはいつの頃からどこの国から
when and where
people began to wear
Venetian masks
not only during Carnival
but on Halloween also ?
ヴェネツィアから出張してこられたマスケラ(仮面)職人さん。
手前には、花粉症マスクならぬ ペスト予防用マスケラが…
I saw a craftman of Venetian mask. Beside him,
there was a mask which inhibits plague bacilli!!!!!
ギャラリーまで足をのばせば、あら、電車にも乗らずフィレンツェに到着!
街のシンボルフラワー、アイリス匂うサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の展示場です。
記念撮影スポットを、現実の薬局(1999年)と見比べてみました。 ↑
Without taking a train, I arrived at Florence,
the gallery in the department store exhibiting the products of
Officina profumo-farmaceutica di Santa Maria Novella, Firenze.
霜月の苔の森へと踏みこめば篝火花(シクラメン)と酸塊(スグリ)のかをり
stepping on the moss
in a Tuscany forest
in November
rises the perfume of
cyclamen and gooseberry
(10月撮影)
季節は秋から冬へとうつろう頃ですが…
From Autumn(AUTUNNO) to Winter(INVERNO)…
憧れのジネストラ(エニシダ)の香水は乾いた野原の匂い。
イタリアでも香水は「オー・デ・コロン(ケルンの水)」なんですね。
With perfume of iris, you can always stay in May.
In Italia, the perfume is called Eau de Cologne (Acqua di Colonia)!
ボッティチェリの描いたアイリス * Iris by Botticelli(pinterest)
アイリスの香りを聴けば ディアナの森 聖母の庭へ たゆたふこころ
smelling
the scent of iris
my heart wanders in
Diana's woods and
Madonna's lily garden
ローマの巨大松ぼっくりをなつかしみつつ階下へ向かいます。
その前に、ちょっとお化粧室へ…
The big pine cones remind me of those in Rome.
Pardon, I would like to go to the restroom.
デパートのパウダールームで目を閉ぢて聴くせせらぎと小鳥の声と
ティファニーで朝食をとる時間は過ぎていますから、
ローマの休日を楽しみましょう。
ここでもアイリスの香水を聴くことができました。
フィレンツェの爽やかなアイリスよりも甘くロマンティックな香りです。
Because it is too late for breakfast,
let's enjoy Roman Holiday!
Tiffany also has a perfume of iris,
which is sweeter than the fresh fiorentino.
ティファニーのペンダントより水いろの壁に懸りし写真を見入る
デパートを出て本屋さんへ… 📚 From the department store to a book store…
あたらしき帯ひるがへし水いろのカモメは目指すわうごんの浜
小津夜景さんに再び拙歌を引用して頂きました。↓
Yakei Ozu's quotation of snowdrop's tanka →★
そこから更にもう一首、短歌が生まれました。↓
snowdrop's tanka inspired by Yakei Ozu → *
おうちで浜ごはん。フィレンツェ風コキール、ダンテのオリーブオイル添え。
Our lunch*Coquille alla fiorentina, DANTE extra virgine oil
ティファニーの水色の壁って 素敵な額がかざってあって 素敵でつい写真撮りたくなります。
本日 NHKの鶴瓶に乾杯 午後7時半から 我が山間の町 三次市がでます。私も何度も 撮影に行ってブログにのせた古い商店街を鶴瓶さんが歩かれるそうです^^。
のんびりやのsnowdropは
NHK杯の記事を、ロシア杯を見ながらアップしました。
夢のような時間を生で味わえて、本当に良かったですね!
ティファニーの時計や装身具よりも、
壁の写真を眺めている時間の方が長かったかもしれません。
イタリアの夢もついでに見ました。
耳より情報をありがとうございます!とっても楽しみです!^◇^
秋の催しや思い出のご紹介、楽しみに拝見しました。
イタリアでは香水はいろいろなものが使われているようで、
コマーシャルで見かける日本でも知られる有名なメーカーの他、
わたしたちがよく贈り物などに利用する薬草を主に使った化粧品
メーカーでもいろいろな香水を出していて、見ていて楽しいです。
ところで、オーデコロン。昨年だったかイタリアの教養番組で、
作った人の人生を紹介していたのですが、ピエモンテ出身で、
若い頃にドイツに移住したイタリア人なんです。彼の香りへの
情熱とこだわり、山や草花への思いが、感じられる番組で
とてもよかったです。イタリア人の手になったとはと驚きました。
さまざまな国の言葉を愛し
イタリアの山や花々の香りをいつも届けてくださるnaokoさんに
イタリアをなつかしむ拙記事を見て頂けて、とても幸せです。
そちらでは色々な香水が様々に宣伝されているのでしょうね。
ファッション雑誌の広告など、機会があるとまじまじと眺めてしまいます。
ピエモンテ出身の調香師さんの香水が
移住先のドイツ、ケルンの老舗メーカーで採用されたんですね!
きっと素晴らしい番組だったことでしょう。
いつかNHKあたりで放映されることを願っています。