花々と星々と(flowers and stars)

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切手「星を見る女性」(太田聴雨)*stamp(ladies observing stars)

今日は旧暦の七夕ですね。

今月は金星のように大きな火星が見えています

According the lunar calendar, today is Star Festival of Altair and Vega.
This year we can observe the big Mars like Venus until September.





ポール・マッカートニー「金星と火星」


une nuit magnifique pour contempler cette voûte étoilée, le ciel était comme déchiré d’étoiles, nous avons une merveille au dessus de nos têtes Mo…


星々に引き裂かれたる大空よ 二人をわかつ天の河原よ


Le ciel comme déchiré d’étoiles

Voie lactée qui sépare Altair de Véga !



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朝の月(6月)


梅雨が明けたらお見せしようと思っていた、立葵の写真。
気がつけば、木槿や芙蓉の季節です。。。
いつもながらスローなsnowdrop!
白い月と、白い立葵。
立葵は花だけ見ると、白芙蓉そっくりです。
どちらもアオイ科。葉っぱや茎で見分けましょう。
芙蓉は英語で「綿のバラ」、綿の花(アオイ科)にも似ています。

The hollyhock with the moon in June (slow snowdrop!).
The hollyhock and the cotton rose are in the mallow family.
Their flowers are similar, but the leaves and stems are different.


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酔芙蓉をもとめて山科のお寺を訪ねたのは、一昨年の九月でした。

Snowdrop visited a temple in Kyoto to see the cotton roses in 2016.


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五輪塔に酔芙蓉(大乗寺)* cotton rose and five-ringed pagoda


『源氏物語』の柏木は光源氏の妻、女三宮を愛し、罪の意識に苛まれて病死しました。
女三宮を葵草にたとえ、神の許した挿頭(かざし、かんざし)の花ではないのに
罪を犯してしまった、と悔やみながら…

In the Tale of Genji, Kashiwagi, a young noble loved one of Hikaru-Genji's wives
and died with the sense of sin. He compared his forbidden lover to the hollyhock.


くやしくぞ つみおかしける あふひ草 神のゆるせる かざしならぬに 柏木


「柏木 源氏物語絵巻 」の画像検索結果
   病床の柏木*「源氏物語絵巻」徳川美術館HP
   Kashiwagi is ill in bed due to his tragic love.


立葵は不思議な花。お寺にも、洋館にも似合います。

フランスの画家が描いたパリの庭の立葵。
パリに憧れたいわさきちひろの栞を添えて。
そうそう、日本画家、鏑木清方が描いた横浜の庭も…

The hollyhock suits both Japanese temple and Western style house.


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illustrated by Marthe Seguin‐Fontes, Iwasaki Chihiro (bookmark)



夏の日の西洋館をまもるごと門(かど)に並びしタチアオイの花

hollyhocks
standing in a queue
by the door or fence
of Western style houses
during the summer


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鏑木清方「築地川」* Tsukiji-gawa River by Kaburagi Kiyokata


おまけ * Bonus





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by snowdrop-momo | 2018-08-17 21:00 | Autumn(秋の便り) | Comments(2)
Commented by 1go1ex at 2018-08-18 21:07
犬養道子さんの著書、強く心を引かれて、次々と読んでいた時期がありました。
中身はもうほとんど忘れてしまいましたが…。
「花々と星々と」、タイトルはよく覚えているのですが、どんな内容だったでしょうか。
タチアオイの花が白芙蓉の花とそっくりだなんて、
ちっとも気づきませんでした。
なぜか私の周りでは芙蓉は多いのですが、
タチアオイにはほとんど出会いません。
酔芙蓉、素晴らしくきれいですね!
香りが立ち上って来そうです。
Commented by snowdrop-momo at 2018-08-19 18:11
*1go1exさん
さすが読書家でいらっしゃいますね。
犬養道子、私は読んでいるようで読んでいなくて…
「花々と星々と」は自伝的小説で、子供のころ身の回りにあった
強いもの、美しいものが、洋の東西を問わず愛情こめて描かれています。

立葵や綿の花のクローズアップを別の方のブログで見たときに、
これらが全てアオイ科に属することに気づいたんです。
立葵、たしかに芙蓉や木槿に比べて少ないですね。
「となりのトトロ」にはちらっと出てきましたが。^^

匂い立つような酔芙蓉、
蕾のピンク、花の白、しぼんだ紅のコントラストが美しいです。
わざわざ京都のお寺へ見に行きましたっけ。