雨上がりのデジャ・ヴュ(un déjà-vu après la pluie )

雨上がり、射しこむ光のなかでファインダーを覗いたら、既視感(デジャ・ヴ)…どこかで見た構図…?
上村松篁の「青柿」。むだな枝や葉はなく、緑と青の諧調ははるかに豊かで ― まるで花人が白磁の壺へ生けた枝のよう。そして面長な柿!ここは渋柿でなくてはならぬ。
Un déjà-vu après la pluie au crépuscule. La peinture par UEMURA Shoko est plus simple et plus coloré que ma photo, comme une branche arrangée dans une vase en porcelaine blanche. La forme de kaki (fruit) doit être celle de kaki âpre ici.

濃き緑うすきみどりの葉のかげに柿はしづかに雫をたたへ
雨後のあを夕べの光りに冴えかへる青柿うたふ言の葉のあれ
(Si je peux chanter des bleus vives de ces kaki dans la lumière après la pluie comme ce peintre !)

朝の光でもう1枚。…けれど、描かれた青柿のしずけさ、水をはねかえす枝のしなやかさ ― 1枚の絵の完璧さを新たに発見するばかり。
Un autre photo dans la lumère matinale, elle me montre à nouveau le calme et la souplesse fraîche du kaki dans la peinture ci-dessus.
おまけ * 翁面の歯みたいな雨しずく
Bonus * gouttes de pluie comme le bouche de Okina masque

今日は敬老の日です ♥ Today is Respect for the Aged Day (pinterest)

柿や稲穂に雀の干菓子(2016年10月)

やまとの雀(2016年4月)
(All Rights Reserved)
今日は敬老の日 さきほど義母に 何か欲しいものある?? とききましたら 欲しいものはなんにもない、、と言いました。^^ これも困った、、困った。笑
上村松篁の青柿の絵 本で なんどかみたことがありますが snowdropさんから ききますと 改めて 完璧な絵なんだな~~ と思います。 snowdropさんのブログの この知的空間にいるような感じが とても好きです。 美術館に行きたくなる。色んな美しいものを見たくなる、、、私にとってはそんなお誘いをしていただける記事です。
台風明けですし、イイネだけでとも思ったのですが、あんまり素敵なお写真につい…
拙い言の葉、快くお納めくださって有難く思います。
ほしいものがなんにもない、とても幸せで、清らかなことばですね。
snowdropは夏以来ますます出不精になってしまって…
画集だけでなく美術館でじかに絵を見たほうがいいのでしょうけど。^^
上村松篁の絵の素晴らしさがより深くわかります。
「緑と青の階調」が秀逸ですね。
構図、余白、背景の色との調和にも感じ入ってしまいます。
私が住んでいる近辺には柿の木は滅多に見かけませんので、
青い柿を見る機会もないんです。
この記事の写真、図版(絵)、歌で
青い柿の美を見つけることができました。
日々の今むかしを詩的に紡いでおられる鍵コメさんからの
お心のこもった言の葉、光栄です。ありがとうございます。
snowdropの「似てる似てる」遊び、楽しんでくださったなら嬉しいです。
記事を書きながら調べる泥縄式も多いんですヨ。
鍵コメさんをはじめ読者の方々といっしょに色んな扉を開いてゆきたいです。
道案内だなんてお恥ずかしい…
記事を書きながら発見したことを分かち合えて嬉しいです。
日本画は引き算の美だと改めて感じました。
画家の目を通して目の前の自然を味わうのも格別です。
柿の木が少ない、街にお住まいでしょうか。
こちらはオリーブなど、洋画でお馴染みの木はあまり見られません。
公園のリラも根づかなかったようで…残念!
この画家さんは青柿をどう描こうか思案していたところ、雨上がりの光が射してきて、「描ける!」と筆をとったそうです。
柿はイタリアのジェラート屋で見かけました。kakiと呼ぶんですね。
シエナで温州みかんに似たオレンジ(?)を食べながら、関西と近い気候なのかなあと感じました。
柿の葉に干菓子を思いついたのは、柿の葉寿司の県民だからかもしれません。^^

