鳥と玻璃の歌
鳩のかず人より多きPiazzaに餌蒔けば巻かれりグレイの風に
(はとのかず ひとより おおき ぴあっつぁに えまけば まかれり ぐれいの かぜに)
Caffè Florianのcameriereが餌まけば鳩に交じつて羽ばたく鷗
(かふぇ ふろーりあんの かめりえーれが えさまけば はとにまじって はばたく かもめ)
プルーストも見しや玻璃の灯ふるさとのlilas思はするこのモーヴ色
(ぷるーすとも みしや はりのひ ふるさとの りら おもわする このモーヴいろ)
(M. Proust a peut-être regardé ici une lumière en verre mauve-lila dont la couleur évoquait ses mémoires.)